暗号資産

NFTの将来性

NFT

NFT とは「Non-Fungible Token = 非代替性トークン」、唯一無二であることを証明できるデジタル資産やその技術を意味します。世界に一つだけ、偽物ではないことが示せるテクノロジーです。

これまでデジタル資産は、複製されたものと本物の見分けがつかないため、コピーが出回りオリジナルの価値を保てませんでした。しかし、NFT によって識別番号や制作年月日などのデータが明示でき、オリジナルであること、希少価値を証明できるようになったのです。

NFTで可能になったこと

唯一無二の価値を作れる

NFTは、代替不可能で、それぞれのデジタルデータを固有のモノとして価値を証明できることが大きな特徴の1つです。この特徴を活かして、ゲームで作成した独自のキャラクターやアイテムに価値を持たせたり、アート作品や不動産などの所有権を証明するために活用されたりする。

NFTの将来性

NFT市場への、大企業の参入が相次いでいる。

  • ディズニー
    →NFT・メタバース関連の求人を募集
  • インスタグラム
    →NFTを投稿できる機能を開発
  • Tiffany & Co.(ティファニー)
    →CryptoPunksホルダー向けの特典付きNFTを販売
  • ソニー
    →プレイステーションでNFTを実装へ
  • スクウェア・エニックス
    →NFTデジタルシールをリリース

数多くの世界のトップブランド企業がブロックチェーンやNFTに参入しています。

投資としてはありか?

NFTの認知度は高まっており、市場が急成長している為投資対象であると言えるでしょう。

NFTは積極的に転売が行われている点も注目です

そして初期販売価格を安く設定しているNFTが多く、中には0.001ETHで購入できる作品もあります。

転売するユーザーにとっては安くNFTを購入でき、利益が上がる可能性は高くなります。

NFTの販売価格が安ければ、多くの作品を仕入れることが可能です。

デメリット

NFTの取引は基本的に、トラブルが起きても誰かが対応してくれるわけではありません。

たとえば唯一無二の証明ができるNFTでも、NFT化する前のデータが違法であればトラブルの要因になるでしょう

ある程度の知識をもっている状態で取引をしなければ、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

パスワードを忘れても誰も教えてくれない、送金先を間違えても取り消すことができないなどの問題もあります。

まとめ

NFTはデジタルアートの分野を中心として2021年頃から注目を集めだしているが、世界的な市場調査会社であるMarketsandMarkets社のレポートによると、2022年から2027年の間に、さらに年平均+35.0%のペースで市場が拡大すると予測されている

そしてNFTを利用することによって、アートや音楽などの作品を安全に流通できるようになりますし、チケット販売やデジタル土地など権利を明確にしなければならないものについても流通が可能になります。

この特性に目をつけた企業がすでに多く参入しているので、今後投資の価値は大いにあると考えられるのではないでしょうか。